隣の奴が彼女を連れてきたときにかけていた5曲

隣の奴が彼女を連れてきたときにかけていた5曲

古い家で起居していたときの話である。
隣に住んでいた奴が、別に好青年というわけでも、イケメンでもなかったが、しばしば彼女を連れて帰ってきた。

選曲

私は激怒した。「お前らを良い雰囲気になぞさせんぞ、ぶち壊してやるからな!」というわけで(最低!)、爆音で音楽を流して差し上げた。
皆さまにも、そんな日が来るかもしれない。いつかの未来のために、参考にしていただければ幸いである。

Halber Mensch

1985年。ドイツの実験的インダストリアル・バンド、Einstürzende Neubauten(アインシュテュルツェンデ・ノイバウテン)の楽曲である。
「Halber Mensch(半分人間)」と繰り返される歌詞。隣の奴はやべー宗教に入っているんじゃないか、と不安がらせる効果が期待できる。

Einstürzende Neubauten – Halber Mensch

Yü-Gung (Fütter Mein Ego)

Einstürzende Neubautenの同アルバムからの一曲。
これはうってつけだ。ブリクサ・バーゲルトの狂気的なヴォーカル、鳴り響くノイズ、甘い雰囲気にはほど遠い世界が展開されている。
この曲を爆音でぶちかまし、隣に気狂いが住んでいる、とご認識いただきたいところである。

Einstürzende Neubauten – Yü-Gung (Fütter Mein Ego)

Cannibal

1984年。Scratch AcidのデビューEPの一曲目。Scratch Acidはバンド解散後、一部メンバーの交代を経て、The Jesus Lizardとして活動する。ちなみに、Nirvanaのカート・コバーン師匠のお気に入りのバンドでもあった。
この曲も良い。デヴィッド・ヨウのイカれたヴォーカル、人肉食について歌っているであろう歌詞。何を歌っているかまで聴き取っていただくことは難しいが、引いていただける要素はあるだろう。

Scratch Acid – Cannibal

She Said

Scratch Acidの同EPからの一曲。
この曲も、デヴィッド・ヨウの絶叫ヴォーカルが堪能できる。
と言うか、普通に格好良くないか。こんな格好良い音楽を、奴さんたちに聴かせるなんてもったいない。いやしかし、私は奴さんたちに対して、狂った隣人アピールをしなければならないのだ。

Scratch Acid – She Said

(sic)

1999年。Slipknotのデビューアルバムの幕開けを飾る楽曲。
私の激怒ぶりを表現してくれている。こちとら、「屋上へ行こうぜ…久しぶりに…キレちまったよ…」状態なのである。ナカユビタテロ!!!マザーファッカーズ!!!コロス!!!

Slipknot – (sic)

おわりに

これで、怒り狂った隣人を表出することができるだろう。奴さんの彼女を怯えさせさえすれば、こちらの勝利。5曲をかけても足りなかったら、Einstürzende Neubautenの「Halber Mensch」に戻って、リピートである。
いつか誰かのお役に立つ日が訪れれば、恥を忍んで書いた甲斐もあったというものだ。

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